スローモーションを見たとき
ドラマや映画の中で、危険なシーンってスローモーションになりますよね。
銃で撃たれたときとか、車が目の前に飛び出してきたときとか。
先日私は階段から落ちたんですが、そのスローの場面を体験しました。
時間にすれば短いはずなのに、2つ3つ頭の中で考えたし、周りも見えました。
不思議ですねぇ。
階段の上で脚立に乗っていたんですが、
グラッと体が傾いて脚立の脚が1本、階段から落ちるのが見えました。
ここが本当にドラマみたいでした。
実際、「ドラマみたいだ」とそのとき思っていました。
危険な状況で暢気なことを考えていたものです。
おバカとしか言いようがない。
そしてあれよあれよと体も落ちていきました。
途中で手すりを掴んで止まろうと思ったんですが、無理でした。
下を見たらもうあと2、3段で一階だったので、降りた方が早いと思ったのも覚えています。
幸い怪我もなく、痣程度で済みました。
でも右腕と左足に大きな痣ができたんですよね。
ということは、途中で体勢を変えたんでしょうかね。
確かに横向きで落ちたはずなのに、到着したときは正面を向いていました。
そういえば、子供も階段から落ちたことがあるんですが、そのときもスロー再生でした。
うちの階段は時間の流れが他と違うのかもしれないですね。